学校といえばチャイムで時間を区切ることが当たり前でしたよね。
ところが、なんと今はチャイムが鳴らないノーチャイム制の学校が増えているようです。
チャイムが鳴ることが当たり前の学校生活を送っていた私からするとびっくり!
今回は、「なぜ学校のチャイムがならなくなったのか?」について理由をまとめてみました。
ノーチャイム制とは?
ノーチャイム制とは、その名のとおりお馴染みの「キーンコーンカーンコーン」のチャイム音を鳴らさずに授業を開始・終了する制度のことです。
日本でのノーチャイムの歴史は意外と長く、20年以上前から導入している学校も。
チャイムで時間を区切らないので、必然的に子どもたちや教員は時計を見て行動することになります。
学校のチャイムが鳴らなくなった理由
学校のチャイムが鳴らなくなった背景には、いくつか理由があるよう。
まとめてみると、こんな感じ。
- 子どもの自主性を養うため
- 集中力を切らさないため
- クレームがあるため
子どもの自主性を養うため
子どもたちが自分で時計を見て行動するのが大切ということが、ノーチャイム制を導入した主な理由のようです。
たしかに、音で時間が区切られないので、自分で時計を見るクセがつきますよね。
自分たちで時間を管理できるようになるため、子どもたちも自主性が養われます。
集中力を切らさないため
集中力を切らさないためということも、ノーチャイム制導入の理由のひとつです。
というのも、チャイムが授業終盤に鳴ることで、生徒の集中力が低下してしまうんだとか。
たしかに、先生の授業がチャイムからはみ出してしまった時「もうチャイム鳴ってますけど〜」って全然話が頭に入らなかった記憶が^^;
何かに没頭しているときに「キーンコーンカーンコーン」と大きい音が鳴ったら、強制的に集中も途切れちゃいますよね。
クレームがあるから
表向きは上二つの理由にしていますが、実際はチャイムの音に対して近所からクレームが多く廃止することになった学校もあるようです。
チャイムの音にクレームを入れるなんて、子を持つ親としては信じられないのですが…今はそういう世の中なんですね;;
子育て世帯としては、子どもに優しい大人が増えていってほしいところです。
小学1年生はどうする??
ノーチャイム制の小学校に通うとなった時、疑問に思うのが「小学1年生はどうしているの??」です。
小学1年生では、まだ時計が読めないのでチャイムがないと大変そうですよね…
実際に通っている子はどうなのかなと調べたところ、こんなコメントを見つけました。
うちの子はまだ1年生で時計を読めない子が多いので、数字で「この数字」になったら休み時間が終りみたいな感じて教えてるようです
でもまだ1年生では要領得ないようで、時間通りにはみんな集まらないみたいです
Yahoo!知恵袋
1年生のうちは、数字で授業の開始を判断するようですね。
最初は子どもたちも慣れないかもしれませんが、時計を読む良い練習になりそうです。
まとめ
今回は、学校のチャイムがならなくなった背景について調べてみました。
チャイムがない学校というのは少し寂しい気もしますが、これからはチャイムなしが主流になっていくのかもしれませんね。
ではでは。